7月3日(木)に、羽咋郡志賀町東増穂地区にて、リモコン草刈機と法面草刈機の現地実演会を開催しました。
30℃を超える暑さの中、50名以上の参加者にお集まりいただきました。

能登地域では、能登半島地震により小規模農家の離農が早まったことで、一部の担い手への負担が増大しており、作業時間が多く労働負荷の大きい草刈りの負担軽減が求められています。
実演会場となった東増穂地区は、中山間地域に属しており急傾斜の法面が多く、草刈作業の安全・省力化が求められる一方で、圃場整備による大区画化が進められ、長大で障害物の少ない法面が多いことから、効率的な省力草刈機の利用を検討している地域です。
今回、省力草刈機の導入に関心のある農業者が集まり、プラットフォーム会員メーカーのご協力のもと、リモコン草刈機5機種、法面草刈機1機種の実演を行いました。



参加者は実際に草刈機が動いている様子をスマホで撮影しながら、熱心に説明を聞いており、「こんなに簡単に草が刈れるのか!」と驚いていました。
展示会場ではなく実際の圃場で実演することで活用場面をしっかりとイメージすることができ、いろいろな機種を比較することにより積極的な導入の検討につながったと思います。
草刈機を準備いただいたプラットフォーム会員メーカーの皆様をはじめ、実演会の開催について広く参加の呼び掛けをいただいたJA志賀、実演会場を提供いただいた地域の農業者など、関係者の皆様のご理解とご協力により有意義な実演会の開催ができました。改めて感謝申し上げます。
今後も、「いしかわスマートアグリプラットフォーム」では、「知る」「繋がる」「試す」「拡がる」をテーマに、実演会を始めとした様々な取組を実施・発信していきます。