令和7年9月、羽咋郡志賀町東増穂地区の水田畦畔において、リモコン草刈機の導入に向けた実証試験を行いました。

中山間地域に多く見られる法面での草刈作業は、転倒リスクが高く作業者の身体的負担も大きいことから、スマート農業技術を活用した安全性向上と省力化が求められています。
増穂地区では、基盤整備による大区画化が進み、長大で障害物の少ない法面が多いため、作業幅が大きいリモコン草刈機の導入に適した地域といえます。
そこで、約2週間にわたり実証試験を実施し、リモコン草刈機の作業効率を検証するとともに、法面ごとに最適な草刈機の選定を行い、草刈マップを作成しました(図)。
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実際に使用した生産者の方からは、次のような声が寄せられました。
・長い草丈でも機体がパワフルに草をなぎ倒して刈り進める。
・操作が簡単で、刈払機よりも作業効率が良く、何より楽。
・法面から滑り落ちることがほとんどなく、安定している。
・小石や岩を巻き込むと飛石になるため注意が必要。
徐々に操作のコツを掴みスムーズに扱えるようになったこともあり、実証の結果、草刈作業時間は5時間/10a→2.6時間/10aと大幅に短縮されました。
作成した草刈マップは、今後、基盤整備を行う中山間の他地域においても効率的な草刈作業に役立つことが期待されます。
「いしかわスマートアグリプラットフォーム」では、今後も「知る」「繋がる」「試す」「拡がる」をテーマに、スマート農業技術の活用に向けた様々な取組を支援していきます。

