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現地レポート

【記事】水稲・大豆の広域生育診断のためのドローン空撮を行いました。

7月27日(木)、28日(金)に白山市のほ場において、水稲・大豆の広域生育診断を行うため、ドローンを用いた航空撮影を行いました。

この航空撮影は、県が作った、農業者が簡便かつ安価にドローンを活用した広域画像収集、広域生育診断に取り組める「広域データシェアリング」の一環として行ったものです。

今回の航空撮影では、上空145mまでドローンを上昇させ、1フライト当たり最大60haの範囲を撮影する新たな技術を導入しております。この新技術により、従来は1フライト当たり最大6haの撮影範囲(撮影高度:50m)であったことに対して、10倍の範囲を撮影することができるため、短時間で広範囲の診断が可能となります。地域単位で空撮データおよび生育診断結果を共有することで、生育診断にかかる機材やシステム等のコストの低減が図られます。

今回は、JA松任の担当者が、専門業者の指導のもと、ドローンにより航空撮影を行い、今後はJA松任が独自に画像収集を行うことができるように、研修としても実施されました。

空撮で得られたデータは、「ほ場分析システム」により解析を行い、JA松任が行う農業者への栽培指導に活用されます。