６月２５日（火）に、金沢市二俣町にて、リモコン草刈機と法面草刈機の現地実演会を開催しました。

　直前まで降雨が心配されましたが、当日は天候に恵まれ、４０名を超える参加者が集まりました。

　今回の実演会場となった金沢市二俣町は、中山間地域に位置する水稲種子産地です。産地では高齢化と担い手不足の中、農道、畦畔の草刈作業を刈払機等により行っていることから、身体的な負担が大きく、特に中山間地域特有の急な斜面での作業では転倒の危険性が伴うため、草刈作業の省力化や安全性の確保が重要な課題となっております。

　これらに対応するため、プラットフォーム会員メーカーのご協力のもと、実演する草刈機としてリモコン草刈機２機種、法面草刈機３機種の実演を実施しました。

　実演会の参加者からは、斜面における草刈作業を安全かつ楽に行うことができることが分かり、改めてリモコン草刈機や法面草刈機に興味を持ったとの声があり、多くの農業者の方が、スマート農業技術を身近に「知る」ことができた実演会となりました。

　今回、草刈機を準備いただいたプラットフォーム会員メーカー、実演会の開催について広く参加の呼び掛けをいただいたJA金沢市、実演会場を提供いただいた地域の農業者の方々の他、関係者の皆様のご理解とご協力により有意義な実演会の開催ができました。改めて感謝申し上げます。

　今後も、「いしかわスマートアグリプラットフォーム」では、「知る」「繋がる」「試す」「拡がる」をテーマに、実演会を始めとし、様々な取組を実施・発信していきます。