いしかわスマートアグリプラットフォーム

会員登録はこちら
登録済み企業向け機器登録・修正

MENU

現地レポート

【記事】水田農業のスマート農業活用推進フォーラム ~スマート農業の社会実装に向けて~ が開催されました。

8月3日(木)に、羽咋市の「宇宙科学博物館 コスモアイル羽咋」において、水田農業のスマート農業活用推進フォーラムが開催されました。

本フォーラムでは、石川県が代表機関を務める「データ駆動型水田収益向上モデル実証コンソーシアム」が今年度から取組む、自動運転トラクターや収量コンバイン、可変施肥システムなどのスマート農業技術体系の実証において、これらの技術の先進事例や活用法などを学ぶとともに、本県内の農業者に対して実証内容等を広く周知するために開催されたもので、100名を超える方が来場されました。

フォーラムでは、「水田農業におけるスマート農業技術の社会実装化とその展開」と題し、ロボット農機の第一人者である農研機構 農業機械研究部門 知能化農機研究領域 主席研究員の八谷 満氏による基調講演を始めとして、株式会社クボタ アグリソリューション推進部やJA全農 耕種総合対策部から、今回実証するスマート農業技術を中心に技術シーズの紹介が行われました。

基調講演(農研機構 八谷氏)

また、「大麦の生産拡大と低コスト化を目指したデータ駆動型水田収益向上モデルの実証」や「いしかわスマートアグリプラットフォーム」について、石川県農林総合研究センター、いしかわ農業総合支援機構から、取組事例が紹介されました。

この他、会場では、トラクターの自動操舵システムの紹介ブースや、コンソーシアムの実証で使用される自動運転トラクターの展示もあり、多くの来場者が足を止め、説明に耳を傾けていました。

※本フォーラムは、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト(課題番号:土5D2、課題名:大麦の生産拡大と低コスト化を目指したデータ駆動型水田収益向上モデルの実証)」(事業主体:国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により実施されています。